失敗内容 |
失敗をくりかえさないために |
透明防犯フィルム:
水抜きがうまくいかなかった
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防犯フィルムや遮熱防犯コンビフィルムは、カーフィルムや、防災フィルムよりもかない厚いのです。
厚手のフィルムのスキージー掛けは、ガラスを割らない程度に十分力を入れ、丁寧に水を押し出します。
弊社の”青スキージー”を使い、ヘルスメーターにほぼ直角にあてて、約12Kgの力を体感してください。

青スキージーに
ペーパーをあてる
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水抜き

ヘルスメーターで
押す圧力を体感
防犯フィルムは約12kgの力 |
このぐらいの力で押し出すと、水玉が残りにくくなります。
施工後1〜2時間位してから点検し、水玉が浮いてきたら、再度スキージーで抜いてやるのがコツです。
→もっと詳しく |
貼付翌朝、フィルムが剥がれ落ちてしまった。
実際に、クレームがありました、しかも、何件もです!!
原因は同じでした:
セパレーターを剥がさずに、貼ってしまわれたのです!

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現象:カット済みフィルムを購入し、水貼りした翌朝、剥がれてしまった。
検証:そのはずです。セパレーターを剥さずに貼ってしまわれました。
ウィンドウフィルムには、セパレーターと呼ばれる「剥しフィルム」がついています。
これを剥すと、感圧タイプの接着剤を塗った面が出てきます。
セパレーターは、この接着面を保護するためにあり、使用するときには、はがして捨ててしまうものです。
私達フィルムに携わる者には、当然のことでも、初めてウィンドウフィルムを見られるユーザー様には、解らなくて当然なのかも知れません。
セパレーターを剥しながら、接着剤面に、施工液をスプレーし、この接着面をガラスにあて、貼りこんでいきます。
尚、セパレーターが剥しにくい場合は、フィルムの表側と裏側にセロテープを貼り、セロテープを拡げるようにすると、フィルムからセパレーターをはがすことができます。 |
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しわが出てしまった
現象:
50ミクロン厚の熱線遮断フィルムを貼った。
スキージーをかけたら、フィルムに皺がよったが、そのまま仕上げてしまった。
皺がそのまま残ってしまった。
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対策:
薄いフィルムは、皺が出やすいのです。
水抜き本番前に、皺を伸ばします。
水が足りなければ、スプレーで水を吹き込みます。
施工液をたっぷりスプレーし、水に浮かせるようにし、手のひらなどで、やさしく、力をいれずに、フィルム全体を延ばすようにし、更に、幅広のゴムへらなどを使用するときれいに仕上がります。
こうして位置決めを行い、この時点で異物の混入がなければ、スキージーをかけていきます。 |
大きなごみが混入してしまった。
無理やり、スキージーをかけたら、フィルムが破けてしまった。
お客様からの報告はありませんが、施工業者間では、よくある話です。
勿論、貼り替えです。 |
上から触って、でっぱりが解るようなごみは、スキージー掛け本番前に、除去してください。
小さなごみは、あきらめて放置されることをお勧めします。特に、ある程度水抜きを行ってしまったあとでは、ノリが残ったり、新しくごみを呼び込んだりして、状況が悪化する場合があります。
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大きな異物が混入した状態で、無理やりスキージーをかけると、フィルムが破ける場合があります。
異物混入場所まで大きめに、フィルムを剥し、施工液をスプレーし、指先で異物を除去します。
手のひらや指先で、施工液をなじませてから、スキージー掛けを行います。 |
フィルムサイズを
間違えて購入して
しまった。 |
カット済みフィルムのご購入の場合、ガラスの採寸をお客さまに行って頂き、4ミリマイナスしたサイズを、フィルムのサイズとして、ミリ単位でご連絡頂き、カットして納入致しております。
ガラス採寸の際には、できるだけ正確にとお願いしておりますが、ゆがみなどもあり、誤差はある程度やむを得ないものとご理解くださいますようお願いします。
フィルム施工の際には、通常、センターあわせとし、周囲を均等に空けるようにしています。
大きすぎる場合:
薄手のフィルムは、定規とカッターでカットできます。ガラスに貼り付けてから、余分を”アテギリ”することもできます。
厚手のフィルム(175ミクロン以上)は、プロ用具を持たないユーザー様には、”ハサミ”の使用をお勧めします。
油性マジックなどで、セパレーター側に線を引き、ハサミで綺麗にカットすることができます。
小さすぎる場合: 多少ならそのままお使いくださることをお勧めします。
飛散防止効果には、あまり影響がない場合が多いと考えます。
勿論、寸法間違いが、弊社のミスによるものであれば、無償にて正規サイズご注文品を再送させて頂きます。 |
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